こんにちは、酔いネコです。
今週楽しんだお酒は、京都府 白杉酒造さんの『白木久 BLACK SWAN』です。
今回も完全にジャケ買いですヾ(´▽`;)ゝ
顔も体も曲線で形成されているワタクシ 酔いネコですが、無いものねだりで妖艶なものに惹かれてしまいます。
メタリックなラベルに黒鳥が1羽…
ショッキングピンクのくちばしがなんとも美しい…
瞬殺ですヾ(´▽`;)ゝ
京都府・白杉酒造とは
安永6年(1777)創業の京都府京丹後市の酒造で、淡麗辛口の「白木久」が代表銘柄です。
2015年より、食用米を使って「お米らしさが感じられるご飯のような日本酒」を目指した酒造りをされています。
『BLACK SWAN』は、ミルキークイーンを使い、黒麹で醸した日本酒です。(ちなみに一般的な日本酒は黄麹です。黒麹は沖縄の泡盛などに使われています。)
裏ラベルによると、日本酒は三段階に分けて仕込む『段仕込み』が行われるのですが、酵母の増殖を待つための1段階と2段階の間の日を『踊り』と呼んでいるそうです。その『踊り』の温度をあえて高めに管理して、黒麹を狂気なまでに踊り狂わせたというのです。
酒蔵のHPは、ありませんので、詳しく知りたい方は、私が愛用している楽天市場の佐野屋さんサイトをご覧ください。愛に満ちた紹介記事が載っていますよ。
佐野屋〜日本酒・ワイン通販専門店
イザ実飲!
シュワッとガスが抜ける音と共に開栓です。
香りほのかで、何となく懐かしいようなフルーティーな香り(ストロベリーかチェリー?)がします。
黒麹で醸した日本酒のため、酸味を覚悟して口に含みました。
?
口に含んだ瞬間は、甘みが中心で酸味は感じませんでした。
喉を通り過ぎた頃から、酸っぱさが広がってきます。
酸といっても、レモンのような刺すような鋭いかんじではなく、まろやかでいてどっしりとした、美味しい酸味です。更に若干の苦味が良いアクセントになっていて、甘酸っぱさを引き立ててくれます。
これは、美味いヽ(´▽`)/
私は、酸味の強い日本酒はあまり飲みません。酸の刺すような感じが苦手なんです。この『ブラックスワン』の酸味は、刺す感じがなくて喉の奥で楽しめました。酸味が苦手の人にも、チャレンジして欲しい一本です。

まとめ
酒造米ではなく敢えて食用米を使い、黒麹で醸した日本酒は、想像以上の美味しさでした。
最初はラベルに惹かれて買ったのですが、すっかりその味わいにはまってしまいました。
馴染み深い食用米の風味を、黒麹がどのように引き出してくれるのか、白杉酒造の銘柄を色々試してみたくなりました。