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【防災ポーチを作ろう②】ダイソー『圧縮タオル』はキャップ1杯の水でほぐせるのか、実験してみた。

こんにちは、酔いネコです。

『防災ポーチ』を作ろう企画第2回めは、ダイソーの『圧縮タオル』の検証です。

『圧縮タオル』は、ご存じのように水を吸わせてほぐすわけですが、災害時に簡単に水が手に入るかどうか、気になるところです。

私は、外出時は必ず350mlの小さいペットボトル水を持ち歩くようにしています。『圧縮タオル』を使いたいときに、その貴重な水をどの程度消費するのか調べてみて、その使い方と『防災ポーチ』に必要なのか考えてみることにしました。

ダイソー『圧縮タオル』をほぐすのに必要な水の量は?

使ったのは、ダイソーの『圧縮タオル Mサイズ』です。

ダイソーには、『圧縮タオル』が3種類あります。

  • スモールタイプ 16×26㎝ 20個入り(1個5円)
  • レギュラータイプ 21×26㎝ 8個入り(1個12.5円)
  • ラージタイプ 23×35㎝ 6個入り(1個16.7円)※税抜き価格

 

実験1ペットボトルキャップ1杯の水でほぐせるのか?

ペットボトルキャップにギリギリまで水を入れると約7mlです。

水をかけてほぐせるのかどうか、実験してみました。

酔いネコさん
酔いネコさん
キャップと比較すると、圧縮タオルがいかに小さいかわかりますね。

水をかけると

すぐに膨らみます。

横にこぼしてしまった水もすべて吸わせました。

横から見たところ↓

見えなかった折り目が見えました。

手でほぐすと、何とか広げることかできました。

若干はがすような感じで広げることができました。

広げた圧縮タオルは、うっすら湿っている状態で、乾いているところが部分的にありました。

『圧縮タオル』レギュラーサイズは、ペットボトルキャップ1杯の水でほぐすことができる!

実験2『圧縮タオル』は、最大何ml 吸水できるのか?

『圧縮タオル』レギュラーサイズは、約7mlの水でほぐすことができるとわかりました。

では、ペットボトルキャップ1杯の水でほぐした『圧縮タオル』は、あと何mlの水を吸うのか続けて実験しました。

方法:容器に計量スプーンで水を入れ、『圧縮タオル』で水を吸わせる。容器に水が残った時点で終了とする。

結果:計量スプーン15ml×2杯+5ml×2杯=40ml

終了時の状態↓

容器の底には、わずかですが吸えなかった水が残り、『圧縮タオル』は、ちょっとでも押すと水が染み出てきました。

ほぐす時に吸わせた水約7mlを加えると、約50mlの吸水能力があることがわかりました。

実験3 絞った後の『圧縮タオル』の吸水力は?

実験2の後、軽く絞って、同じように吸水可能量を調べました。

すると、計量スプーン大さじ2杯分(30ml)吸うことができました。

若干吸水能力は落ちましたが、もっとしっかり絞れば、ほぐした直後レベルに回復するかもしれません。

『圧縮タオル』の使い方を考える

ウェットタオルとして

ペットボトルキャップ1杯では乾いている部分があったので、キャップ2杯の水であれば、タオル全体がうっすら湿っている状態(固く絞ったおしぼりの状態)を作ることができます。

体をふいたり汚れをふいたりと、災害用だけでなく色々と活用場面がありそうです。

乾いたタオルとして

ペットボトルキャップ1杯の水で広げて、ハンカチとして使用できそうです。

吸水させるためなら、ほぐさないでそのまま使えます。

こぼしてしまったジュースや水を吸わせたり、濡れてしまった体を拭く、またペットのシャンプー後の体拭きにも使えそうです。

吸水力があって絞れば繰り返し使え、また乾きも早い。

その上安いので、汚れたら躊躇せずに捨てることができます。

シャワーの後、実際に使ってみました。

ほぐす前は、かたまりをペタペタと体に押し付けてひと通り水分を吸わせ、ほぐした後は、ひろげて使いました。3度ほど絞って、全身拭き終えることができました。バスタオルよりは小さいので、背中を拭くときは不便ですが、結構便利に使えました。

まとめ

『圧縮タオル』は、乾いたタオルとしてもウェットタオルとしても、色々使えるアイテムだとわかりました。『災害ポーチ』には是非1個は入れておきたい、便利アイテムです。

採用決定です(*´▽`*)