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【防災ポーチを作ろう③】現金はいくら必要?

こんにちは、酔いネコです。

防災ポーチ作り企画第3弾です。

今回は、『防災ポーチ』のリストを見ると、必ずリストアップされている現金について考えてみました。

そもそも『防災ポーチ』は、外出時の災害に備えるポーチですが、外出時って必ず財布を持っているじゃないですか。

だったらあえて『防災ポーチ』に現金を入れる必要はないんじゃないかと思ったんです。

災害時に現金を使う場面とは

あくまでも、一晩しのぐという意味でお金を使う場面は、複数の災害アドバイザーの記事を読んだところ

  • 緊急連絡用(公衆電話)
  • 食べ物や飲み物を買うためのコンビニをはじめとした小売店
  • 可能ならホテル宿泊やタクシーなどの移動用

といったところでした。

停電になるとキャッシュレス決済ができなくなる可能性が高いので、現金は必須ということです。特にコンビニなどの小売店では、500円玉や100円玉など、少額を準備しておくことが重要なようです。

ただ

小銭をジャラジャラ財布に入れるのは嫌なんですよね…

重いし、財布が膨らむのはもっと嫌!!

ですから、公衆電話用の小銭は『防災ポーチ』に常備しておくのがいいかなと、思います。

酔いネコさん
酔いネコさん
キャッシュレス決済が多くなって、お財布にはほとんど小銭が入っていませんが、意識して500円玉2枚くらいは通常の所持金に追加して、お財布に入れておこうと思います。

公衆電話用のお金はいくら準備するか?

災害時でも公衆電話はつながりやすい?

災害時に、携帯電話がつながりにくくても、LINEがつながったといいうのは有名な話です。もちろん、通常から使用しているLINEでの連絡、携帯を使った災害伝言ダイヤルの利用など色々な通信方法があります。

緊急時に電話が込み合った場合は、通信規制がかかり、スマホや固定電話がつながりにくくなります。

また、スマホの電源がなくなって、LINEも使えないということも想定されます。

そんな時の最終手段として、公衆電話の使用が視野に入ってきます。

公衆電話は、災害時優先電話のため通信規制対象外となります。

無料化措置がなされれば、110・118・119番以外の電話も無料で使うことができます。

ただし注意が必要なのは、赤い緊急ボタンのあるタイプの公衆電話は硬貨をいったん投入しないと使えないことから、たとえ無料化措置がなされていても硬貨が必要になります。(通話後戻ってきますが)

いくら持つか

公衆電話から携帯電話への通話料は 10円で約15秒です。

ですから、3分通話するには120円必要となります。

公衆電話はおつりが出ませんが、10円玉をたくさん持つよりは、100円で3分弱通話した方が効率的です。

もしもの備えなので、私は100円玉5枚準備することにしました。

もちろん袋には、災害伝言ダイヤル(171)と家族の電話番号も記載しています。

 

まとめ

『防災ポーチ』には、公衆電話を使った緊急連絡用に、100円玉で数百円準備しておくと安心です。

災害時の無料化措置が出ても、いったん硬貨を投入しないと使えないタイプの公衆電話もあるので最低1枚は必要です。

 

おまけ:公衆電話の探し方

公衆電話って、駅にあるのはよく見かけますが、土地勘のないところで探すのは大変そうですね。

実際、Googleマップやヤフー地図で公衆電話を検索してもうまく出てきません。

公衆電話を探すには、goo防災マップのアプリが便利です。

予め地図を読み込んでおくと、オフラインでも使えます。