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【非常食・備蓄食②】自宅避難の昼食3日分プラン+おやつ・レビュー付き

こんにちは。

今回は、非常食・備蓄食の第2回、昼食メニューの検討です。

前回同様、食習慣の振り返りをして、その傾向に沿って自宅避難における最初の3日分の昼食メニューを考えていきます。

昼食について

食習慣の振り返り

昼食は、手軽に食べられるカレーやパスタ、丼などのワンディッシュフードを主に摂っています。

昼食は、サンドウィッチなどではなく、温かい食事をとりたい派です。

パスタはよく食べる方なので、フライパンでもゆでられる3/4の長さの早ゆでパスタを常備していますが、被災当初は火が使えない可能性が高いのと、地震の場合余震で落ち着かず、水でパスタを戻している余裕がないとも考えられるので、パスタではなく白米をベースにメニューを考えたいと思います。

カップラーメンなどは、水の温めはできても、沸騰したお湯を準備するのが難しいと思われるので、こちらも常備してはありますが、今回のメニューからは除外して考えます。

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防災食メニューの鉄板は、なんといってもカレーです。

食欲のないときでも、カレーのにおいで食欲が出たりしますしね。

防災用のカレーには、誰でも美味しく食べられるとありますが、本当にそうでしょうか?

普段使いのレトルト・カレーを見ると、本当に多種多様です。それだけ好みが分かれるということのあらわれかと思います。

実際、筆者の家族でも、それぞれに好きなメーカー・ブランドが決まっています。

ですから、これこそ普段から食べ慣れたものを防災用とした方が良いと考えました。

 

ただ、カレーはある意味油の塊なので、常温では油が固まっているので温める必要があります。

ですから、防災用のカレーは、温めずに食べられるタイプです。

この点を解決するために、加熱パックを使う前提で検討しました。

加えて、食器を使いたくないので、アルファ米の袋にレトルトカレーをかけて、食べてみました。

『アルファ米+レトルトカレー』のレビュー

カレーは、最近はまっているスーパーのプレイべートブランドのレトルトカレーです。

アルファ米は、米粒が小さめの方がルーとなじむと思い、アルファー食品さんの安心米を使用しました。

 

まず、お湯で安心米を作ります。お湯を注いですぐに良くかき混ぜることが、美味しくするコツです。

お湯を入れる前に、脱酸素剤を取り忘れないように

 

カレーのレトルトは、今回は湯煎して使いました。

ひと袋すべてをご飯にかけました。

あふれる心配はありませんが、チャックは締まりませんでした。

カレールーも良くかき混ぜました。

付属のスプーンは、小さめなので、柄の半分までカレーがついてしまいました。

カレーを食するにはスプーンが小さいと思うのですが、捨てる時のことを考えると、ここは我慢かなと思います。

食べてみると、やっぱり自分の好みの味でほっとします。

米は違和感なくカレールーとなじんでいます。

ただちょっとご飯の量が多い気がしました。

ご飯量としては、出来上がり量270gとごはん大盛りレベルです。

他社商品も確認しましたが、出来上がり量は260gから270gでした。

ワンディッシュなので、もちろんご飯量が多い方が良いのですが、お子さんや女性にはちょっと多すぎのような気がします。

 

アルファー食品さんの安心米クイックは、出来上がるまでの時間が短く、量も出来上がり量220gと少なめです。お子さんや少食の方にはこちらをお勧めします。

外袋のサイズ(楽天市場調べ)が、横15㎝×高さ16㎝×マチ84㎜と、270gの安心米と同じサイズなので、レビューと同じようにレトルト食品をかけても溢れないと思われます。

完食後、使用したスプーンとカレーのレトルトを入れて、チャックをして捨てられます。

カレーはにおいが強いので、密閉して捨てられると、とても便利です。

今回試してみたカレーは、180gのレトルトでした。

パスタソースや牛丼、麻婆豆腐はそれぞれ140~180gなので、どれにでも応用可能です。

筆者の3日分のメニューとしては、カレーとミートソースそれから麻婆豆腐を飽きないようにセレクトしました。

 

おやつについて

おやつは、普段からチョコレートを食べる習慣があるので、それでいいかなと思っていたのですが、和ものをひとつ常備しておくと、食欲がないとき、効率よくカロリーが取れて便利かと思います。

酔いネコさん
酔いネコさん
  チョコレートやビスケットは、そんなにたくさん食べられないので・・・

アルファー食品さんの通販サイトで買い物をした際に、送料調節目的でたまたま『ぜんざいおはぎ』を買ったのですが、これがまた優れモノでした。

他社の非常食では見かけないタイプなので、レビューします。

『ぜんざいおはぎ』のレビュー

『ぜんざいおはぎ』もほかの非常食と同じようにレトルトに入っています。

スプーンは付属していません。

手で簡単に開けられます。

しっかり内容物を下にしごいてから開けないと、手がべとべとになります。

中身はこのように、小豆がしっかりと入ったおかゆといった感じです。

香りはあまりありません。

半分は常温で、残りの半分は電子レンジで温めて頂きました。

まず、常温で・・・

本格的なぜんざいといった味わいで、なんといっても小豆が美味しいです。

甘味処で食べるぜんざいとお汁粉の中間といった感じです。

しっかり甘いんですが、ひと口二口で喉が渇く甘さではなく、ちょうどいいです。

きっと、うるち米がいい仕事してくれているんでしょう

レンジで加熱後も、美味しさは変わりません。

粘度の変化も感じられませんでした。

筆者はどちらかというと常温で食べたいと思いました。

完食した後には、流石に緑茶が欲しくなりましたが(*’ω’*)

食べ応えがあって精神的にもお腹的にも大満足のひと品です。

「災害食大賞©2022」健康・アレルギー対応部門にて「ぜんざいおはぎ」が最優秀賞を受賞したそうです。

 

まとめ

昼食メニューは、アルファ米のレトルトにカレーなどのレトルト食品をかけるスタイルになりました。

おやつは必須ではありませんが、筆者のような普段から甘いものをとる習慣があるものにとっては、メンタルコントロール目的にも必要かと思います。各自好みのものがあるかと思いますが、小豆がとりわけ苦手でなければ『ぜんざいおはぎ』も常備しておくべきアイテムだと思いました。

①の最後にもご紹介しましたが、加熱パックは、アルファ米の袋とレトルト食品一袋を一緒に温めることができるようです。これで手軽に温かい食事が手に入りそうです。

加熱パックが届き次第、レビューしようと思います。

では、また(*^^*)