こんにちは、酔い猫です。
『株』といえば、
一攫千金!
というイメージですが、果たしてどのくらいの利益を得られるのでしょうか?
個別銘柄の株価上昇率と個別銘柄及び投資信託の配当率から、実際の儲け(ゲイン)について調べてみました。
Contents
個別銘柄 キャピタルゲイン
個別銘柄 株価上昇率ランキング
全市場における月間株価上昇率
ランキング | 銘柄 | 終値(円) | 上昇率(%) | 1単元あたりの増加額(円) |
---|---|---|---|---|
1 | (株)バルクホールディングス | 770 | +154.13 | 46,700 |
2 | マネックスグループ(株) | 624 | +80.35 | 27,800 |
3 | (株)パルマ | 6,790 | +78.66 | 299,000 |
(2018年5月24日Yahooファイナンス ランキングより)
全市場における1ヶ月間の上昇率上位50位の中で、単元株あたりの増加額ランキングもまとめてみました。
全市場における増加額(参考)
ランキング | 銘柄 | 終値(円) | 上昇率(%) | 1単元あたりの増加額(円) |
1 | (株)パルマ | 6,790 | +78.68 | 299,000 |
2 | (株)オウケイウェイヴ | 6,210 | +46.12 | 1960,00 |
3 | (株)ラクト・ジャパン | 5,130 | +41.52 | 150,500 |
(2018年5月24日Yahooファイナンス ランキングより)
IPO初値売り利益ランキング
2017年~2018年4月 IPO初値売りランキング
ランキング | 銘柄 | 上場日 | 公募価格(円) | 初値(円) | 1単元あたりの利益(円) | 上昇率(倍) |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | HEROZ | 2018,4/20 | 4,500 | 49,000 | 4,450,000 | 10.9 |
2 | アジャイルメディアネットワーク | 2018,3/28 | 3,000 | 15,470 | 1,247,000 | 5.16 |
3 | トレードワークス | 2017,11/29 | 2,200 | 13,600 | 1,140,000 | 6.2 |
個別銘柄のキャピタルゲインとしては、1単元で見る限りは、IPOを初値で売却して得られる利益の方が、高値を狙えることがわかりました。
今回個別銘柄の上昇率は月単位でのランキングを調べましたが、このような中・長期的なキャピタルゲインでは、100万円を超えるような利益は期待できないと思われます。
私の場合、個別銘柄を購入すると考えたとき、1単元が100万円を超えるような銘柄には、手が出ません。せいぜい1単元30万円程度の銘柄が限界のため、30万円の株を購入したと仮定すると、上昇率が70~80%で21~24万円程度の利益が得られる計算になります。
一攫千金とは言い難いレベルですが、それでも、この試算は全てがうまく行った場合であり、現実的には厳しそうです。
しかし、100単元での売買や、1単元でも高額の銘柄ならもっと利益が得られそうです。
種銭の重要性も同時に感じました。
個別銘柄 インカムゲイン
個別銘柄 配当利回りランキング
全市場における配当利回りランキング
ランキング | 銘柄 | 取引値(円) | 1単元の配当金(円) | 利回り(%) |
1 | (株)ベリテ | 495 | 32,000 | 6.46 |
2 | (株)プロスベクト | 53 | 3 | 5.66 |
3 | 日産自動車(株) | 1,118.5 | 57 | 5.10 |
(2018年5月24日 Yahooファイナンスより)
配当金ランキング(配当利回り上位50位内)
ランキング | 銘柄 | 取引値(円) | 1単元の配当金(円) | 利回り(%) |
1 | 東京エレクトロン(株) | 20,970 | 82,300 | 3.92 |
2 | (株)あおぞら銀行 | 4,345 | 18,400 | 4.23 |
3 | 武田薬品工業(株) | 4,499 | 18,000 | 4.00 |
(2018年5月24日 Yahooファイナンスより)
配当金利回りとしては、5%を超えるとかなりの高配当という印象です。
投資信託 インカムゲイン
投資信託 配当金ランキング
分配金利回りランキング
ランキング | 銘柄 | 基準価格(円) | 利回り(年率%) | 年間分配金累計(円) |
---|---|---|---|---|
1 | 岡三・ネクスト・ニッポン・オープン | 10,545 | 23.73 | 2,400 |
2 | 三井住友ー三井住友・フォーカス・ジャパン・オープン | 9,972 | 22.69 | 3,080 |
3 | 日興-中華圏株式ファンド(毎月分配型) | 3,949 | 21.22 | 1,400 |
(2018年5/24 2018年4月集計 SBI証券調べ)
投資信託は、長期間保有スタイルで分配金をいただくスタイルが多いようです。
銘柄によって、リスクが違い、ハイリスクハイリターンのパターンが多い印象。
まとめ
- キャピタルゲイン(個別株)・・・・高額を狙うためには、上昇銘柄を適切に見出し、タイミングよく売買することが肝要。
- キャピタルゲイン(IPO)・・・・高額利益が望めるが、当選しないと話にならない。
- インカムゲイン(個別銘柄)・・・・個別銘柄の場合、爆発的な利益は望めませんが、会社の経営状態が悪くならない限り(配当金の取りやめ)、安定して利益が得られる。
- インカムゲイン(投資信託)・・・・手数料が、個々で違うので注意が必要。ハイリスク・ハイリターンではあるが、基準額が上がった時点で解約すれば、キャピタルゲインも期待でき、高利益が望めそう。