長野県尾澤酒造場が醸す日本酒『十九』の素敵ラベルシリーズは、ラベルデザインがとても可愛く、またそのラベルには蔵元からのメッセージが込められています。本記事では、最近飲んだ『十九 Gattolibero 野良猫』と『十九 ちゅん』の感想と2022年のラベルのまとめ、そして、いま買える銘柄(ラベル)を紹介します。個性的なラベルを楽しんで、そして美味しい日本酒を味わってみませんか?
『十九』を醸す、尾澤酒造場とは?
1820年に長野県で創業した尾澤酒造場は、わずか3人の蔵人が仕込みからラベル貼り、出荷、営業までを行う小さな酒蔵です。
小規模手造り蔵として、手洗いや浸漬といった手間のかかる作業はもちろん、毎日朝から夜中まで麹やもろみと徹底的に対話することで、お米の持つ豊かさを引き出し、お酒単独ではもちろん、食中酒としても楽しめる、しっかりとした旨味のあるお酒を生み出しています。
『十九 GattoLibero』と 『十九 ちゅん 』の感想
ちゅん
『ちゅん』のラベルは、「ふくら雀」が3羽!

「厳しい寒さの中、ふくら雀とともに健やかに過ごせますように」
という、蔵元の願いが込められています。
開栓・・・
華やかな香りがほのかに漂います。
純米大吟醸のわりに、香りはちょっと弱いかなっという印象です。
口に含むと、お米の甘味が、やさしく穏やかに広がります。
のど越しなめらかで、後残りしません。
キレの良い、飲み疲れしないお酒です。
美味しかったです(*^^*)

Gattolibero 野良猫
『十九』も自由で在り続けたい…
そんな想いから『Gattolibero 自由猫=野良猫』と命名されました。

開栓・・・
香りは、ほとんど感じません。
口に含むと、甘味と酸味がバランスよく口の中に広がります。
う~ん ジューシー
ちょっと苦みを伴いながら、スッキリとキレていきます。
全体的に軽やかなスッキリとしたお酒です(*’ω’*)

『十九』のラベルの概要と特徴
『十九』は、レギュラーモデルとしてラベルにでっかく十九と書かれたシリーズと、アーティスティックなラベルの素敵シリーズがあります。
素敵シリーズは、毎年季節限定で出されるラベルや、10年ぶりに復活したラベルなど多彩です。
ここでは、2022年にリリースされたラベルを、一部ですがご紹介します。
動物ラベル
- poco a poco ブレーメンの音楽隊 (1月)
- coniglio!coniglio!coniglio! 戯画兎 (1月)・・干支ラベル
- Gattolibero 野良猫 (2月)・・22年と23年では、マフラーの色と太さが違います
- Shoebill はしびろこう (5月)
- Le chat botte’ 長くつを履いた猫 (5月)
- Riccio sognante 夢見るハリネズミ (9月)
- ちゅん (12月)・・雀
- ばぶるす・まーべらす (12月)・・チンパンジー
- 他に、地域限定でパンダモデルもありました。
アイコン的なマーク
- 桜 Le cerisier rose m’ apporte (2022・23年3月)

- Snow flake (12月)・・雪の結晶

6種類あり
風景
- Degel 雪山 (12月)・・10年ぶり復活
- Morgenrot モルゲンロット(4月)・・登山用語で朝日に照らされて山肌が赤く染まる現象
- cumulonembo 入道雲 (7月)
- Grotta Azzurra 青の洞窟 (8月)
イタリア語やフランス語なので、表記ミスはご容赦ください
どこで買えるの?
現在、『桜』は楽天市場でのみ購入可能です。
Yahooショッピングの地酒まつもとでは、2022年発売のラベルが、わずかですが残っているようです。→2023年3月17日完売しました。
他に、大手ショッピングサイト以外では・・・
はせがわ酒店オンライン店で『桜』、地酒の奥広屋で『Degel』『ちゅん』『桜』の販売中です。
※2023年3月8日調べ
まとめ
そもそも生産量が少ない『十九』素敵ラベルシリーズは、出会ったら即買いをお勧めします(*’ω’*)