基本的知識

株で儲けたいなら、自己株式取得は、注目する価値アリ?

こんにちは、酔いネコです。

本日上場されたメルカリ株は、今年最大のIPOとなりましたね。酔いネコは、やっぱり落選でした・・・・

IPOは

「当たれば儲け物!」

くらいの感じで、継続して挑戦しようと思います

 

ところで・・・・

2018年4月27日、株式会社 花王(4452)から、

自己株式取得(2018年3月31日現在に対する1.4%)を行うと発表がありました。

 

自己株式取得の意味と、発表後の株価の動きについて、発表後約2ヶ月めの状況をまとめます。

自己株式取得とは

自己株式の取得とは、企業が一度発行した株式を市場から買い戻すことをいいます。

自己株式の取得や消却を行うことのメリットとして、株主側は流通する株式が減少することから需給が改善され株価の上昇につながります。

一般的に企業の取得する自己株の取得比率が、発行株式総数の3%を超える株数を取得すると発表した場合、株価へのインパクトがあると言われています。(みんなの株式より)

自己株式取得の影響・効果とは?

自己株式の取得は、株主還元策の1つです。

つまり自己株式取得を行う会社は、株主還元に積極的な企業とも言われています。

 

我々個人投資家にとって、自己株取得は決して不利になるようなことでは無さそうです。

では、株主還元策と言われるのは、どうしてでしょうか?

自己株式取得は、株主にとってどのようなものか?

証券会社による、初心者講座の内容をまとめると、以下の3つの効果が期待されます。

  • PER(株価収益率)の改善に繋がる。
  • ROE(株主資本利益率)の改善につながる。
  • 株価下支えの効果がある。

 

PER(株価収益率)の改善

PER(Price Earning Ratio)は、1株あたりの利益から株価の割安性を判断する指標です。

例)株価1000円のA社を考えると・・・・

 

詳しい解説(楽天証券 トウシルより)

A社の1株当たり予想当期純利益は5,000万円÷100万株=50円となります。

したがって、A社のPERは、1,000円÷50円=20倍です。

ここで、A社が10万株の自己株式取得をすると、1株当たり当期純利益計算上、発行済み株式数が90万株に減少します。

すると、1株当たり予想当期純利益は5,000万円÷90万株=55.56円となります。これを用いてA社のPERを計算し直すと、1,000円÷55.56円=18倍に低下します。

自己株式取得によってA社の業績は何ら影響を受けないので、自己株式取得前の当初のPER20倍まで株価が修正されるのが妥当と考えることができます。PERが20倍となる株価は、55.56円×20=1,111円です。

つまり、この例では自己株式の取得により、株価が1,000円から1,111円まで上昇する効果が期待できるのです。

 

ROE(株主資本利益率)の改善=投資効率の改善

ROE(Return On Equity)は株主からの資本に対して、企業がどれだけの利益をあげることができているかをみる指標です。

要するにこれが高いほど、投資効率が良いと言えます。

当期純利益2億円、株主資本が10億円の企業は・・・・

ROE 2億円÷10億円×100=20% です。

5億円自己株式取得を行って、株主資本が5億円に減少すると・・・・

ROE 2億÷5億円×100=40% となり、ROEが高くなります。

極端な例ですが、投資効率が上がったと言えます。

 

株価下支え効果

浮動株が減ることにより株価が下がりにくくなります。これが、株価下支え効果です。

株式は、企業の代表者や役員、金融機関が保有していて、よほどのことがない限り売りに出されない”安定株”と、市場に流通していて比較的頻繁に売り買いされる”浮動株”があります。

自己株取得は、多くは株式市場をとうして行われるため、浮動株を取得するということになります。

浮動株100万株の企業の場合、10万株の自己株取得を行うと・・・・

浮動株が90万株になります。

市場の下落など、何らかの原因で保有株を売りにだす株主が増えたとしても、自己株取得により浮動株が減少することによって、それだけ売り圧力が緩和されて株価が下がりにくくなるというわけです。

 

クロネコくん
クロネコくん
株主にとって、都合の良い状況に繋がる可能性が高いです。

 

花王株(4452)のチャート

2018年6月19日のチャートです。

(SBI証券HPより転載)

4/27に自己株取得発表し、6/1~6/11まで自己株取得を行った結果、今日までに1株あたり約1,000円株価上昇を認めました。

自己株取得前に、底値で1単元取得していれば、約10万円のキャピタルゲインが得られたということになります\(◎o◎)/!

 

まとめ

自己株式取得を発表した企業は、株主還元を積極的におこなっている、株主にとっては魅力的な企業と言えるかもしれません。

その姿勢に対して投資先と考えるのも良いですし、キャピタルゲインをねらって投資するのも良さそうです。

常に今回のようにうまくいくとは限りませんが、経済ニュースにはアンテナを貼っておく必要がありそうです。

今回の花王株は、とても欲しかったのですが・・・・

なんせ種銭がありませんでした(T_T)

やっぱり、種銭は大切!!とも痛感しました。

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