こんにちは。
突然ですが、親世代(高齢者)の靴選びに困っていませんか?
などなど、悩みが付きません。
それに良かれと思ってリハビリシューズ(介護靴)を買ってあげたのに
なんて、言われることも・・・
本記事では、高齢者の靴(介護靴)に必要な機能についての解説と、必要な機能を十分備えながらも、おしゃれを忘れてない介護靴ブランド『CRAAS クラース』をご紹介します。
介護靴に必要な4つの機能
まず、高齢者の靴(以下介護靴と書きます)に必要な機能は、大きく考えて以下の4つです。
それでは、1つずつ御説明します。
転倒リスクを低減
高齢者の歩行の特徴は、
です。
加齢に伴い筋力が低下し、つま先が上がりにくくなります。
年を取ると、ちょっとした段差につまづくという、あれです。
それから、腰が曲がったり膝が痛いなどの影響で,すり足になりやすことも、つま先が上がらない原因のひとつです。
靴のつま先部分が、軽く反って上がっている(トゥスプリング)と、つま先の上げをアシストして、つまづきにくくなります。
次にアーチというのは、足の生理的な3つのカーブのことです。

このアーチには、3つの役目があります。
加齢によってこのアーチが変形すると、役目を果たせずに不安定な歩行となるわけです。
転倒リスクを低減するためには、このアーチをインソールなどでサポートする必要があります。
素材が柔らかい靴
高齢者の足は、むくみがあったり皮膚が薄くなりがちなので、つま先部分に余裕があることはもちろん、親指などの靴に当たる部分は、あたりのやさしいクッション素材が最適です。
通気性が良ければ、なお良しです。
サイズ調整がしやすい靴
高齢者は、前項でも書きましたが、足がむくみやすいです。
このむくみ、左右で程度が違います。
日によっても、時間帯によっても違うので厄介です。
ですから、左右の足それぞれにサイズの微調整ができる必要があります。
介護靴のほとんどが、マジックテープを使用しているのは、このためです。
履きやすく・履かせやすい靴
靴を履くのに、いちいち手間取ると嫌になりますよね。
また、自立されている方の靴であっても、状況によってはお手伝いが必要になることもあります。
履き口がひろいと、履きやすく履かせやすくなります。
以上の4つが、介護靴に必要な機能です。
介護靴におしゃれは必要か?
おしゃれはもちろん必要だと思います。
介護施設に、美容師さんや化粧部員さんの訪問ボランティアのニュースを時々見かけますが、施術後の入所者の方の嬉しそうな笑顔が印象的です(*´▽`*)
個人的な経験をお話しすると
筆者の母は、服飾関係の仕事をしていた関係上、とてもおしゃれな人でした。
外出時に、介護靴を履くのがたまらなく嫌で、手持ちの靴は履けないのだろうかと、色々試しては落胆していました。
介護靴が気に入らなかった理由は、
誰が見ても一発でわかる『ザ!介護靴』という典型的な形でした。
家族としては
安全第一で、靴なんか気にしないでいいと思っていたのですが、気分が滅入って、次第に外出も嫌がるようになってしまいました。
高齢者にとって、自宅にこもりきりになるのは、筋力の低下もきたしますし、認知機能にも影響が出やすくなります。
ですから、生活の彩りという面で、おしゃれは必要だと思います。
それでは、介護靴に求められる機能を満たし、かつおしゃれをあきらめないというコンセプトの介護靴ブランド『クラース』をご紹介します。
クラースをお勧めする理由

オリジナルの木型と3Dインソール
クラースは、オリジナルの木型と3Dインソールにこだわって作っています。
木型は解剖学的な足の構造とその働きを考えて作られています。かかとからつま先にかけて、内側に緩やかなカーブを描いていて、足が自然な状態になるよう工夫されています。
つま先部分にゆったりと余裕があるので、多少変形があっても痛くならないようになっています。
3Dインソールは、低反発素材を使用しており、足底に吸い付くように、そして足のアーチにフィットするように、足底全体で体重を支えます。
低反発素材なので、かかとの衝撃も吸収してくれます。
内側はスポンジ素材を使用
親指や小指など、肌に当たる部分は、クッション性に優れた、やわらかいスポンジ素材です。
サイズの微調整が可能
マジックテープとインソールの取り外しでサイズを調節できます。
どの靴も履き口が広い
これは、どの介護靴にも共通した構造ですが、履き口をマジックテープにして大きく開くようにされています。特に、甲のかぶせが大きいので、足入れの簡単さとサイズの微調整が可能になります。
甲のかぶせは、足をしっかりとホールドすることにも一役買っています。
以上のことから、『クラース』の靴は、介護靴に求められるポイントを、すべてクリアできていると考えられます。
では、デザイン面はどうでしょうか・・・
『クラース』のデザイン面は?
デザイン性については、一見して介護靴に見えない点が良いと思います。
ホームページの、デザイナーの紹介によると、イギリスでシューズデザインを本格的に学んだ方のようです。
丸みを帯びたデザインは、好みが分かれるとは思いますが、カタログと実物を履いた印象は違いますので、実際に試してみるということが大事かなとも思います。
介護靴『クラース』の値段は?
代表的な介護靴メーカー(T産業のあゆみ)と比較してみました。価格はセールで変動しますので、参考程度にご確認ください。

クラースは、価格帯が高めです。急がないのであれば、公式ショップではセールが時々開催されるので、値段が下がったタイミングに購入するのも良いかと思います。
購入は、実店舗と通販で可能
クラースは、大学病院に実店舗がありますが、オンラインショップが便利です。
靴の購入は、ためし履きをしてからが安心ですよね。
特にむくみが出やすい方は、起床時や夕方に履いてみるのが良いのですが、なかなかその時間に店舗に行くのは厳しいかと思います。
そこでおすすめなのが、コンシェルジュサービスです。
まとめ
高齢女性の靴選びでお困りの方は、『靴選びをあきらめない』というコンセプトのもと作られたブランド『クラース CRAAS』を、一度ご覧になってはいかがでしょうか?
安全のためにあきらめていたおしゃれ心を、きっと満足させてくれると思いますよ(*^^*)
公式ページは、下のバナーからどうぞ
