こんにちは、酔いネコです。
今回ご紹介するのは、広島県・金光酒造と同じく広島県・相原酒造の競作『賀茂金秀×雨後の月 純米大吟醸原酒 13』です。
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広島県の名酒蔵が、面白い企画でコラボしてくださいました(*’ω’*)
その企画とは、
根強いファンの多い雄町、特にブランド米である赤磐雄町をつかって、同じ酵母で、アルコール度数13度、加えて原酒縛りで、各々の蔵の腕を競うといったものです。
日本酒の味の決め手は、酒造米・酵母そして水とよく言われていますよね。
この3つが同じなら、どこの蔵で醸しても同じになるのでは?と、思っちゃいません??
この疑問に答えてくれるのが、今回の企画です!
結論は、
全然違います(‘◇’)ゞ
それから、もう一つのポイントは、『原酒』です。
『原酒』とは、発酵させて絞ったお酒に、水を加えていないものを指します。本来『原酒』は、アルコール度数20%前後です。一般的な日本酒は、この『原酒』に水を加えてアルコール度数を15%前後に調節しています。
※『原酒』は、水を加えない分、うまみや香りが強いといわれています。
今回の企画は、『原酒』なのに、13度!
アルコール度数が低い『原酒』というのは、蔵元の腕の見せ所といえます(*^^*)
イザ、実飲!
まずは、銀色のラベル『雨後の月』から…
フルーティーな香りがやわらかです。
口に含むと、低アルコールのためか、まろやかに甘味が広がってきます。
『雄町』の甘みと酸味がバランス良く広がり、スルッと喉を流れていきます。流石『雨後の月』、あと残りはありません。
美しいお酒です。

続いて、金色ラベル『賀茂金秀』
香りは、『雨後の月』よりは弱い印象です。
口に含むと、一気に雄町の甘味が広がります。
やはり、酸味と甘みのバランスがとても良くてフルーティーです。
雄町特有のぽってりとした甘味が、さく裂します。
後味は結構すっきりしているかな(*^^*)

ふた酒を比較すると、甘味を感じるタイミングが違うような印象です。
『賀茂金秀』は口に含んだ瞬間、『雨後の月』は飲み込む間際といったところでしょうか。
目隠ししても、絶対わかる(*^^)v
それほど、違いがありました。
ぜひ、飲み比べてみてください(*’ω’*)
日本酒の味の決め手は、
やはり醸す蔵が大切(*’ω’*)
と、いうことを今更ながら思い知りました(*’ω’*)
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