こんにちは。
防災対策してますか?
備蓄品の中でも水に対する意識は高く、ミネラルウォーターの保存を行っている家庭は多いのではないでしょうか。
しかし、備蓄した水が飲めない状態になったり、量が不十分だったらどうします?
この記事では、地域の水道局が供給する『災害時給水ステーション』についてご紹介します。
災害時給水ステーションとは?
災害時に水を確保する方法として、自衛隊の給水車というイメージが強いのではないでしょうか。
ただ、その給水車以外にも、地域に給水拠点があるんです。場所は、各地域の水道局HPや市役所の災害対策ページから調べられます。(主な都市の水道局リンク先は下記)
*東京都では、ロケスマというGPSで近くの給水所を調べることができる無料アプリもあります。
大阪市は、各避難所に災害後3日後を目安に仮設水槽を設置するようです。
災害時給水ステーション(給水拠点)
浄水場や公園の地下の応急給水槽が給水拠点とされています。公園の地下というと、新鮮な水なの?と不安に思いがちですが、大丈夫なんです。
応急給水槽
- 公園などの地下に設置されています。
- 水槽の水は配水管との間を循環する仕組みになっているので、常に新鮮な水が確保されています。
東京都では、都内213ヶ所に開設されます。
●お住まいからおおむね半径2kmの距離内に1か所として、都内213カ所(浄水場、給水所、応急給水槽※等)に開設します。
横浜市では、地下給水タンク(=応急給水槽)、配水池を設置。
災害時給水ステーション(車両輸送)
給水拠点から遠く離れている避難場所などに、給水車等で水を運び開設します。
これが、パッと思いつく自衛隊の給水です。
災害時給水ステーション(消火栓等)
避難所付近のあらかじめ指定した消火栓等に、区市町が仮設の蛇口を設置・開設します。
水栓の設置時期は?
主な都市の水道局を調べた限り、災害後約3日後といったところが多いです。
ですから、最低でも3日分の水を備蓄するように推奨されているわけですね。
水の運搬について
私は、10Kgの水を持ち運びできるのだろうか?
非常用水タンクって、ポリタンクのことが多いですよね。使わない時の収納性を良くするために折りたためるタイプ等色々あります。でも、運搬に注目した商品は少ない印象です。
タンクタイプの持ち手は、腕の力がいります。
キャリーカートがあっても使えない場合もありますよね。階段や地面にいろいろなものが散乱している場合・・・・
背負えるタイプの水タンクが、便利だと思い探してみました。やっぱり、探せばあるんですよ。このタイプであれば、なんとかなりそうです(´∀`*)
まとめ
災害給水ステーションを、しっかりチェックしておくとイザという時に慌てずに済みます。運搬する方法までシミュレーションしておくと完璧です。
ただし、水の運搬はものすごく重労働なので、できれば自宅での備蓄水を充実させておくのも大事だと思いました。
備蓄水についてもまとめています。
