こんにちは、酔いネコです。
今回は、日本酒の神『大神神社 おおみわじんじゃ』の御膝元・奈良県三輪で醸す『みむろ杉』についてご紹介いたします。
「みむろ杉 華きゅん」と「みむろ杉 純米吟醸 山田錦」の感想レビュー及びラインナップをまとめましたので、ぜひ本記事をお読みいただき、日本酒ファンなら必飲の『みむろ杉』をお楽しみください。
『みむろ杉』を醸す奈良県今西酒造とは?
今西酒造は、奈良県三輪にある唯一の酒蔵で、300年余りの歴史があります。
奈良県の三輪といえば、酒の神として有名な大神神社(おおみわじんじゃ)が鎮座し、杜氏の祖である高橋活日を祀った、活日神社(いくひじんじゃ)もあります。
毎年11月14日に新酒醸造の安全を祈る「酒まつり」が開催され、大物主大神の鎮まる三輪山の聖なる杉で作った「志るしの杉玉」が、授与されます。
大神神社の拝殿にも杉玉が吊るされていることでも有名です。
そんな日本酒の聖地・三輪で、「清く、正しい、酒造り」を醸造哲学として、真摯にそして誇りをもって酒造りを行っているのが、今西酒造なんです。
『みむろ杉』と『三諸杉』違いとは?
三輪山は、伝承書物によると古来より「三諸山(みむろやま)」と呼ばれていました。また、御神体・三輪山の「杉」には、神様が宿るとされている事にちなんで「三諸杉(みむろすぎ)」という命名したそうです。
「三諸杉」は、フレッシュでジューシーなタイプ、ふくよかな味わいへと熟成したタイプ、香り華やかなタイプ等、地元ならではの幅広いタイプがあります。
「みむろ杉」は、穏やかな香りとフレッシュでお米の旨みが広がるキレイなタイプ。
『みむろ杉 華きゅん』と『みむろ杉 』の感想レビュー
みむろ杉 華きゅん 純米吟醸 無濾過生原酒おりがらみ
瓶底のオリは少な目です。
軽く混ぜて、開栓・・・

ポンという音とともにフルーティーな香りが広がります。
グラスに注ぐと、うす濁りの液体がシュワシュワと細かい泡を伴っています。
ひと口目
シュワシュワというガス感と一緒に甘味・酸味・苦みが口中に広がります。
美味い!!
酸味が苦手な私でも、このバランスには脱帽です。
低アルコールのためか、のど越しやさしくスッと切れていきました。
4合瓶では足らない(*´▽`*)
雄町を使用しているので、もっとどっしりした甘味なのかと思っていましたが、スッとした上品な甘みでした。もちろん雄町の旨味も十分に堪能しました。

みむろ杉 純米吟醸 山田錦
開栓・・・

香りは思ったよりも穏やかです。
微かですが華やかな香りかな?
ひと口目・・
凛とした上品な甘みがスッと広がります。
あぁ 山田錦だなぁ(*´▽`*)
美しいです!
スイスイ飲めるお酒です。

『みむろ杉』ラインナップ
通年タイプは
- 純米吟醸 山田錦
- 特別純米 辛口 露波風
- 純米大吟醸 山田錦
- Dio Abita
- 純米大吟醸35 高橋活日命に捧ぐ
期間限定
- 華きゅん 純米吟醸 雄町オリガラミ生・・春限定 13度
- 夏純・・夏限定 14度
- 純米吟醸 雄町 冷卸・・秋限定
- Grazie a Dio ・・試験的に雄町×山田錦使用 13度
- 木桶菩提もとシリーズ・・約3カ月ごとに木桶・ロット違いのものをリリース
他に、米違いシリーズもあります。
今飲める「みむろ杉」は?
春限定なので売り切れ間近です↓
通常のラインナップもそろっています↓
(2023/05/28 01:36:17時点 楽天市場調べ-詳細)
(2023/05/28 01:47:56時点 楽天市場調べ-詳細)
(2023/05/28 01:47:56時点 楽天市場調べ-詳細)
(2023/05/28 01:50:12時点 楽天市場調べ-詳細)
まとめ
万葉集で詠まれている、三輪の枕詞は「うま酒」とか・・・
これは、日本酒好きなら是非飲まなきゃですね(*^^*)