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【問診票の書き方 健診・人間ドック編】内科の問診チェックを行っていた私が解説します。

こんにちは、酔いネコです。

今回は、問診票の書き方の健診・人間ドック編です。

 

一般的な内科受診と、健診・人間ドックのための受診では、同じ『問診票』でも求められている事が違います。

前回のおさらい。

同じ『問診票』でも、書き方に違う工夫が必要です。

すなわち、

病院が求める情報を、考えながら書いていくことが、ポイントとなります。

 

 

一般的な病院受診・内科受診では・・・・

検査・診断および治療を

安全かつ的確に行うための情報

が求められます。

 

 

  • 健診・人間ドックでは・・・・

検査を安全に行い、

判定を的確に行うための情報

が求められます。

 

健診・人間ドックにおける『問診票』は、通院中の病気と既往歴が重要。

『問診票』は、健診部門でも概ね3部構成です。

今現在の状態についての現病歴

これまでに罹った過去の病気についての既往歴

家族の病気についての家族歴

共通問診とも言われていますが、ほとんどの施設が、OCRといって、PCに読み込ませるチェック形式です。

 

では、それぞれについて、お話していきます。

クロネコくん
クロネコくん
検査の内容によっては、その検査専用の問診がついてくることもあります。それは質問形式が多いので、質問に沿って答えていけば問題ないかと思います。
酔いネコさん
酔いネコさん
生活状況(飲酒量や運動量等)についての質問票は、後の生活指導に必要なものなので、生活パターンをザックリと書けば良いかと思います。

 

現病歴

 

健診・人間ドックの場合は、

通院中の病気を除き、概ね体調は良好

ということが前提になっています。

 

よって、自覚症状の詳しい説明は不要です。(必要に応じて、聞かれます|д゚))

通院加療中の病気の報告が、中心と言えます。

  1. 自覚症状:当日の体調と、最近気になる症状をチェックします。当てはまる項目が無ければ、その他に簡潔に記載します。
  2. 現病歴:現在経過観察中及び内服治療中の病気を書きます。(詳しい薬の内容は不要なことが多い)

その日に予定されている検査が、安全に出来るかどうかの判断材料となりますので、当日の体調は重要です。

酔いネコさん
酔いネコさん
よっぽど体調が悪い場合は、健診ではなく内科受診が良いこともあるので、受診する前に施設に確認することをおすすめします。

 

健診・人間ドックは、検査のメニューが予め決まっていますので、自覚症状を多く記載することはお勧めしません。経験上、流れ作業的に進む検査や診察では、たくさん自覚症状を羅列されても、医師や検査スタッフが対応できずに逆効果になります。何ヶ月も前に経験した一回きりの症状などは、もちろん書く必要はないと思われます。

 

健診時のアドバイスサイトに、健診のついでに「気になることを質問しよう」とおすすめしている記事を見かけます。しかし、数年前に一度あった症状を含め、10個近くも羅列されても、対応できないということは想像出来るかと思います。

 

ですから、ストレスチェックなどの特殊検診以外は、よっぽどの自覚症状以外は特に記載はしないほうが良いと考えます。

 

特に気になる、最近悪化傾向だったり、頻度が増えてきた症状に絞って、チェックしましょう!

 

治療薬は薬の名前までは必要ありませんが、薬の種類(血液をサラサラにする等)は確認されることが多いです。

 

ここで、注意が必要なのが「経過観察中」です。

「経過観察中」は、かかりつけの医師のもとで経過を見ている場合を指し、健診などで毎年経過を見ている場合は「経過観察中」とは言いません。ご注意を!

 

 

当日の自覚症状については、症状のチェック欄だけで記載するスペースがなく、口頭で確認されることが多いようです。

そのような場合には・・・・

酔いネコさん
酔いネコさん
3日前に風邪をひいて、今朝も、まだ喉が痛いです。薬は昨晩まで市販の風邪薬を飲んでいました。熱はありません。咳が少し残っています。

こんな感じで、「いつから」「どんな症状」があって、「どんな治療」をした。そして、当日の朝の体調を話してくださいね。

 

既往歴

大きな病気とは、手術や入院するような病気をさします。

  • 手術や入院するような病気を、チェックします。チェック項目に載ってない場合は、その他に記載します。
  • 内服治療を行った病気は、項目に載っていればチェックします。
  • 生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症)を指摘されていれば、チェックします。

罹った年齢と転帰(治癒、現在も経過観察、放置など)も合わせて記載します。

検査の内容によっては、以前にかかった病気や処置によって受けられない場合がありますので、検査独自の専用問診票が用意されています。質問に従って、チェックを入れていきます。

 

まとめると、内科や外科の病気では、以下のようになります。

指摘されているが、病院に通っていない場合 ⇒ 既往にチェック

病院に通っているが、薬は飲んでいない ⇒ 現病歴の経過観察中にチェック

病院に通っていて、薬を飲んでいる ⇒ 現病歴の治療中にチェック

 

現病歴にチェックがあれば、内服治療の有無にかかわらず、検査でその病気と関連する異常が見つかっても、異常のレベルに関係なく、判定は一律 治療中・経過観察中となります。

判定の記号は施設によって違いますが、

要するに かかりつけ医の指示に従ってください

という判定になります。

「かかりつけの先生って、誰?」

なんてことにならないようにご注意ください(´・ω・`)

 

家族歴

遺伝的に病気のリスクを判断するのに必要です。

家族歴は、両親、兄弟・姉妹そして祖父母の病気を記載します。遺伝的なものを見るので、亡くなった方のことも記載します。

病名は、ガンや生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症…コレステロール・中性脂肪が高い)そして脳卒中、心筋梗塞、不整脈が中心になります。

クロネコくん
クロネコくん
突然死は、不整脈を疑うため記載が必要です。心電図の判定に使う場合があります。

ほか、母子感染が問題のB型・C型肝炎なども必要です。

基本的に自分の子供の病気は、記載不要です。もちろん、夫、妻は血のつながりがないので、記載は基本不要です。

 

まとめ

健診・人間ドックは、気になる症状を診察してもらい、診断を付けて、治療を受けるための受診ではありません。

極端なことを言うと、自覚症状の無い人の中で、ガンや生活習慣病等、一般的な病気を見つけるスクリーニングということになります。

ですから、軽度の自覚症状については、細かいことを聞かれることは少なく、『問診』の主な目的は、検査を安全に行うための確認作業ということになります。

そこを踏まえて考えると、記載する項目に悩むことなく、どこまで書くべきかが見えてくるのではないでしょうか。

追加) 人間ドックでのオプション検査を考える際に、事前に遺伝子検査をしておいて、自分の病気になりやすいところにフォーカスして行うという方法があります。

病気の発症は、遺伝的素因+環境要因なので、絶対ではありませんが、遺伝的素因を調べて自分がどんな疾患のリスクが高いのかを把握しておくことも重要かと思います。



期間限定で10,000円引きキャンペーンを行っています。この機会に自分のリスク評価をしておくのも良いと思いますよ(´∀`*)

 

内科受診時は、『問診票の書き方 内科編』をご覧ください。

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