人間ドック

【注意】頭部MRIを受ける時に、知っておきたい3つのこと

こんにちは、酔いネコです。

先日、頭部MRI検査を受けてきました。

何か症状があるというわけではありませんが、高血圧の治療中ということと、家系にくも膜下出血を発症した者がいるので、時々チェックしています。

最近人間ドックを受けたので、脳ドックではなく、MRI検査のみ受けました。

脳ドック全コース受けるよりも安上がりなので…

今回は、久しぶりに受けた頭部MRI検査で、これは知っておいた方がいいなと感じたことについてお話していこうと思います。

 

では早速、知っておいた方が良いことは以下の3つです。

 

  1. ありとあらゆる電子音を聞かされる
  2. 金属を使っていなくても、保温効果のある衣類は禁物
  3. カラーコンタクトレンズはもちろん、瞳を大きく見せるディファインタイプも外さないといけない

 

では、それぞれを詳しく見ていきます。

①ありとあらゆる電子音を聞かされる

MRI検査は、うるさいということをご存じの方は多いかと思います。

機種によりますが、私が今回受けた3.0テスラのMRIは、以前に受けた1.5テスラのMRIと比較にならないくらい音がすごかったです。

音がうるさいのは知ってて臨んだのですが、想像できる電子音(50代以上ならだれもが知っているインベーダーゲームの音)を全種類、大音量で聞かされた気がしました。

もちろんヘッドホンでクラッシック音楽を流してくれているのですが、全然効果ありませんでした。

頭にヘッドギアをつけらて、無人の空間でその音を聞くと、変な話、映画やアニメで見るような脳に何か操作されているような錯覚に陥ります。

もちろん痛くもかゆくもないし、そんなことはないんですが…

ですから、検査の案内には「大きな音がします」と記載がありますが、具体的ではないので、心の安定のためにも知っておいた方が良いと思います。

金属を使っていなくても、保温効果のある衣類は禁物

MRI検査は、磁場を使った検査のため、金属類は禁止ということは、比較的よく知られていることですよね。

見落としがちなのが、ヒートテックなどの保温効果のある衣類も禁止ということです。

それは、磁気のせいで熱を持ってしまう恐れがあるので、禁止されています。

頸部から下の検査部位の場合は、検査着に着替えるので問題ありませんが、頭部MRI検査の場合は着替えないのが普通です。

ですから、検査前に慌てないよう注意が必要です。

※ズボンのチャックやホックは問題ありません。

カラーコンタクトレンズはもちろん、瞳を大きく見せるディファインタイプも外さないといけない

ディファインシリーズを含めたカラーコンタクトレンズは、色を付けるために金属が使用されています。それが磁気で熱を帯びる危険性があるため、検査時には外さないといけません。

ほかに、検査を受けていいのか迷ったときに…

ペースメーカーは、通院中の主治医に確認すればよいことなのですが、人工骨頭やインプラントなどは治療が終了して通院していないケースがあります。その際問い合わせできればよいのですが、難しければ施術を行った年をチェックして、受けたい施設に問合せすることをお勧めします。検査可能かどうかのヒントになりますよ。

以上、頭部MRI検査を受ける時に知っていた方が良いことについて、お話ししました。

MRI検査は、被爆することなく撮影ができるとても有用な検査です。ただ撮影時間が15分から30分(部位や撮影条件によりますが)と、ちょっと長めの検査ですので、リラックスして臨んでくださいね。