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【保護者必見】1日で終わる、実験以外の自由研究ネタ

こんにちは。

夏休みの自由研究って、ネタ探しに苦労しますよね。

横浜美術館で開催中の『モネ展』が、美術ではありますが視点を変えたアプローチをすることで、面白い自由研究ネタになります。1日で終わる簡単なネタを、レポートのヒントとともにご紹介します(´∀`*)

 

【ネタ1】調査系の一般ネタ(理科以外)

【テーマ】

モネが睡蓮を200枚も描いた理由を探る!なぜ同じテーマを描き続けたのか?

【動機】

  • モネの『睡蓮』が、約200作品程あると知って驚いた。
  • 同じテーマでこんなにたくさんの絵を描いた理由について調べてみた。

例:先日美術館に行ったら、CMで有名なモネの『睡蓮』が、約200点あることを知りました。同じテーマで、こんなにたくさんの絵を描いた理由を調べてみました。

【方法・参考資料】調べる方法は、参考資料としてレポートの一番最後で良いと思いますが、学校の指定の順番があるなら方法に資料名を書きます。

【結果・調べてわかったこと】

①モネとは

  • フランス印象派の画家
  • 86歳で没
  • 33歳で印象派展を開催するも、売れない時期が続き、42歳頃より評価されるようになった。

②『睡蓮』制作の時期

晩年期の作品が『睡蓮』

  • 58歳頃より自宅に睡蓮の庭を作り、睡蓮に関する作品を制作をはじめた。
  • 70歳頃より白内障で視力の悪化を認めるが、手術を受けて亡くなる直前の86歳にも超大作を制作した。

③モネのかかった病気:白内障について

  • 白内障は、目のレンズ(水晶体)が濁る病気。
  • 加齢現象でもある。
  • 症状は、物が霞んで見える。明るいところでは眩しくなり、視界が黄色く感じる。ひどいと矯正できない。
  • 治療は、手術のみ。手術後は、眼内レンズを入れないと近視様になる。

④まとめ

  • 『睡蓮』は、老年期に入ってからの作品。
  • 眼の病気にかかり視力が落ちた状態や、手術で視力を回復した後だが、見え方が手術前と違った状態という、コンディションとしては悪い状況で描かれたものが多い。

【考えたこと・考察】

  • 高齢になると製作旅行は難しいので、自宅で理想のテーマ(睡蓮の庭)を作ったのではないか。
  • 白内障のため、自分の満足いくような作品制作ができず、満足いかないために何作も描いたのではないか。
  • 手術のあとは、当時目に入れるレンズ(眼内レンズ)はなかったと思うので、近視になって、遠くの風景というよりは水面に重きを置いた作品になったのではないか。

【感想】

  • 高齢でも、家族の不幸にも負けずに製作意欲を維持し続けたモネに感心した等

 

①のモネについては、美術館のHPでもダウンロードできるジュニア向けのパンフレットが役立ちます。

作品を手術前後で比べると、レポートのボリュームを稼ぐことができます。

美術の宿題ではないので、絵の解釈は自由で良いと思います。

 

【ネタ2】理科(生物)のレポート

【テーマ】

眼の構造と白内障について。モネの睡蓮に及ぼした影響を考える。

【動機】

  • モネは代表作の『睡蓮』を、目の病気(白内障)を患いながら、約200作品も描いたと知って驚いた。
  • 同じテーマでこんなにたくさんの絵を描いた理由を、白内障が関連してるのか考えてみた。

【方法・参考資料】参考資料は、レポートの一番最後で良いと思いますが、学校の指定で、方法を書かないといけないときは、資料名を書きましょう。

  • モネについてのイベント:横浜美術館「モネそれからの100年」
  • モネについての本:もっと知りたいモネ(アートビギナーズコレクション)安井裕雄
  • モネについて:ウィキペディア等
  • モネの病気・白内障について:日本眼科学会(目の病気)
  • 眼の構造:理科の本

【結果・調べたこと】

眼の構造

理科の本で眼の構造を図解

白内障について

  • 白内障は、目のレンズ(水晶体)が濁る病気。
  • 加齢現象でもある。
  • 症状は、物が霞んで見える。明るいところでは眩しくなり、視界が黄色く感じる。ひどいと矯正できない。
  • 治療は、手術のみ。手術後は、眼内レンズを入れないと近視的になる。

モネの『睡蓮』作風の変化

  • 白内障の進行と共に、絵の輪郭がぼやけ全体的に黄色くなり、術後は全体的に青色の作風になっています。*術後しばらくすると補正用のメガネをかけていました。『バラの庭から見た家』で顕著な変化が確認できます。

東京逓信病院のサイトに参考になるような記載があります。これを参考に変化を論じるといいですよ。

モネは睡蓮(すいれん)を好んで描き、同じ構図の絵もたくさんありますので、年とともにその色使いやタッチが変化していくのがよくわかります。この変化のおおきな原因になったのが、白内障といわれています。ここでは、1900年(60歳)に描いた「睡蓮の庭」という絵(図8)と白内障に苦しんでいた1923年(83歳)に描いた「ジベルニーの日本風歩道橋」という絵(図9)を比べてみましょう。同じ場所を描いているのですが、違いは一目瞭然です。1900年の作品では、睡蓮の葉や花がはっきりわかるように描いてあり、色調も青緑色が多く用いられています。ところが、1923年の作品になると、輪郭がぼんやりとしており、何を描いているのかはっきりしません。色調も全体に黄色味がかっています。この変化は、美術館や画集でモネの睡蓮の絵の変遷を実際に比べてご覧になるとよくわかると思います。
モネの描いた絵のタッチが年とともに変化してきた原因は、白内障で光がさえぎられて網膜まで達しなくなり、輪郭がぼんやりとしか見えなくなると同時に、青系の波長の短い光が混濁した水晶体を通らなくなったために、網膜に到達する光が赤・黄系の色だけになり、全体に黄色味がかった色になったからです。

【考察・考えたこと】

  • 白内障の進行に伴って、モネの作風は変わっていきました。思うように描けないいらだちなどから同じテーマで約200もの作品を描き続けたのではないかと考えました。

【感想】

  • 画家にとっては命とも言える眼の病気にも負けずに、生涯絵を描き続けたモネに感心しました。等

 

【ネタ3】自由テーマの美術系レポート

今回の横浜美術館の『モネ それからの100年』は、現代アーティストがどのようにモネの影響を受けているのか、どのようにモネの作風を継承しているかにスポットを当てています。

「睡蓮」の連作を中心としたモネ後期の作品をもとに、反復の表現、異なるイメージの重ね合わせ、周囲の空間への広がりといった「拡張性」をキーワードに、現代アートとの密接な関係を浮き彫りにします。

これをまとめるだけでも、立派なレポートになりますよ。

 

横浜美術館開催中の美術展については、こちらをお読みください。

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