こんにちは。
やっと作プレミアムシリーズの『智 さとり』を、手にしました。
クラウン作はまさに超レアだけに、清水清三郎商店の『作』シリーズは、今回の『智』をもって、一通り制覇した形になります。
今回は、『智』の感想と全シリーズの個人的番付を記事にしてみました。
作 智(さとり)純米大吟醸滴取り
【ZAKU PREMIUM】智 純米大吟醸滴取りは、ご存知の方も多いと思いますが、伊勢志摩サミットの昼食会で、乾杯のお酒に使われた高級酒です。
清水清三郎商店 メーカーサイトより
精米歩合40%の酒造好適米山田錦を、低温でゆっくりと醸しました。華やかな香りが蔵に満ち溢れる頃、もろみを入れて吊るした小袋から、余分な力を与えずに、したたり落ちる滴だけを集めて瓶に詰めました。ふくよかで、透明感のある純米大吟醸です。
アルコール度数16度、使用米山田錦、精米歩合40%
『智』は、『大智』と対照的に黒い箱に入っています。デザインは同じで透かし彫りのような感じで、蓋に清水清三郎商店と縦に名前が入っています。
シンプルなデザインですが、そこがモダンでとてもおしゃれです。

ボトルは、『大智』と同じどっしりとしたボトルで、重厚感が漂います。
蓋は、木制でスクリュー式です。
ラベルの「作」という字が、こちらは金色です。
蓋を開けると、大吟醸の良い香りがします。
口に含むと、上品な花のような吟醸香、どっしりとした旨み、そして酸味と苦味がほどよくアクセントになり、酒の全ての要素が溢れ出てきます。そして飲み込むと後味スッキリで嫌な後残りがありません。
『大智』と同じで、大変おいしいお酒です。日本酒の全ての要素を、絶妙なバランスで堪能できるのですが、『大智』とは全く別の味わいのお酒です(´∀`*)
『大智』はどっしりとした男性的印象で、『智』は全てがしなやかな女性的な印象です。
同じ酒蔵で、同じ山田錦を使い精米歩合も同じ、そして同じ滴取り・・・・
違っているのは、純米大吟醸か大吟醸か、ようするにアルコール度数だけなんですが、全く別ものです。酵母が違うのでしょうか?
どちらも美味しく、甲乙つけがたい味わいです(´∀`*)
やはり横綱級の日本酒ですが、『大智』と違って、ゆるりと1人で楽しみたい(独り占めしたい)お酒です。
家飲み基本の私ですが、このとっておきの1本はお盆ということで、酒好きの親戚数人で楽しく味わいました。
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純米大吟醸と大吟醸の違い
精米歩合50%以下、麹母歩合15%以上と同じですが、
大吟醸:若干のアルコール添加あり
純米大吟醸:アルコール添加なし
『作』勝手に番付
しなやかな味わい | 番付 | どっしりとした味わい | ||||
智・Type-N | 横綱 | 大智 | ||||
陽山一滴水・雅乃智中取り | 大関 | 槐山一滴水 | ||||
Type-M・雅乃智・恵乃智・奏乃智 | 小結 | Type-G・Type-H・玄乃智・穂乃智 | ||||
Z | 幕下 |
横綱が良いというわけではなく、幕下はカジュアルに楽しめて便利ですし、横綱は単独でしっかりと楽しめるお酒です。
シチュエーションによって、飲み分けて見ては如何でしょうか?
それぞれの銘柄の感想は、以下の記事です。





