こんにちは、日々汗と戦っている酔いネコです。
『デトランスα』を使い始めて1ヶ月たちました。
最近のワキ汗対策は、『ボトックス注射』を定期的に行っていました。しかし、昨年秋は多忙のため病院にいけず、『ボトックス注射』ができなかったんです…ボトックスの効果が完全に切れてしまって、重度のワキ多汗症の私は、ダメ元で『デトランスα』を使い始めました。
使い続けるに連れ、その制汗効果は、満足行く状態が続いています(´▽`)
重度のワキ多汗症の私でも、ワキの下はサラサラですよ。
そこで今回は、ワキ汗で悩んでいる方に是非試していただきたい、『デトランスα』についてのまとめ記事をお届けします(´▽`)
使い始め一週間の使用感 まとめ
2月に使い始めのレビュー記事【重度のワキ多汗症の私でも効果あり】『デトランスα・パースピレックス』の痒くならない使い方を書いていますが、ざっくりとまとめると・・・・
制汗効果:ほぼ満足。ワキの下に若干の湿り気を感じるものの、衣服の汗ジミは無し。
副作用:最初の連続使用時に軽度かゆみが出現。数日使用を中止し、塗布範囲を狭めることで改善。
※ニオイは、自分では改善していると思っていますが、客観的には不明(>_<)
口コミでは見かけなかったのですが、私はワキの下の不快感が気になっていました。
副作用というよりは、『デトランスα』の蓋が、汗腺を抑制しているのを実感するような、汗が出そうで出ない不快感です。
そもそも、制汗剤『デトランスα』とは?

強力制汗剤で評判の『デトランスα』は、アルミニウム成分がワキの汗腺に蓋をするデンマーク生まれのデオドラント剤です。
『デトランスα』と『パースピレックス』は、同一です。
デンマークで開発された『パースピレックス』を、ユーアップ社が『デトランスα』として輸入販売しています。
ですから、注文して届いた箱は、『Perspirex』と書かれています。
本当にアルミニウムは、制汗効果があるの?
アルミニウムの制汗効果は、古くから知られています。
日本皮膚科学会の【原発性局所多汗症診療ガイドライン2015年改訂版】にも、推奨度B(行うようすすめられる)と書かれています。
[原発性局所多汗症診療ガイドラインより]
アルゴリズムの中のBT-Aは、ボトックス注射のことなので、注射の前に使ってみる価値がありそうです!!
アルコールにかぶれる方は使用できません。
『デトランスα』は、アルコールにアルミニウムを溶かした製剤で、汗腺の水分に反応して蓋を作る仕組みです。ですから、アルコール綿などにかぶれる方は使用できません。
※アルコールにかぶれる方は、『デトランスα』の敏感肌用かポーランド製の『デオエースEX』をおすすめします。
1ヶ月間使用した制汗効果は、大満足です。
制汗効果は、大満足! ワキ汗が完全に止まりました。
使い始めは、完全に汗が出ないわけではなく、夕方など若干湿っている状態が続いていました。
ですが、今は完全にサラサラです。ワキの下の不快感も全くありません(´▽`)
使い続けていると、効果が強くなってくる印象です。
※実際、汗腺に蓋をして汗を止めると、汗腺自体が廃用性萎縮(使わないことによって組織が縮んだり、機能が低下すること)で汗が出にくくなると皮膚科学会の多汗症診療ガイドラインにも書かれていました。
副作用のかゆみは、全くなくなりました。
使い始め4日目にかゆみが出てしまいましたが、その後は全くかゆくありません。
振り返って考えてみると、欲張って塗布範囲を広げすぎていたことが、かゆみの原因だと思われます。ですから、塗布範囲をワキ(要するにワキ毛が生える範囲)にしぼり、欲張らずに一回塗りでしっかり乾かせば、かゆみは起こりにくくなると思います。
最後に
これまで私がトライしたものの中で、はっきりと制汗効果があったものは『ボトックス注射』とこの『デトランスα』です。
就寝前に塗布してドライヤーで乾かし、翌朝洗い流すという一連の手間が面倒くさいなら、『ボトックス注射』を、痛い思いはしたくない方は『デトランスα』をおすすめします。