こんにちは、酔いネコです。
今回ご紹介する日本酒は、山形県・楯の川酒造の『楯野川 純米大吟醸 本流辛口』です。
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まずは蔵元の紹介から…
楯の川酒造は…
江戸時代・天保三年に、現在の山形県酒田市で初代・平四郎氏が酵母製造業を興したことが始まりです。
実に180余年の歴史のある蔵元です。
銘柄『楯野川』という名は、安政二年、荘内藩主・酒井公にお酒を献上したところ、大変喜ばれて拝名した、ありがたい名前だそうです(*^^*)
酒蔵の特徴としては、全量純米大吟醸、つまり純米大吟醸に特化している点です。
その狙いとしては、わかりやすくすること!
日本酒は、醸造酒・純米酒、そして純米吟醸・純米大吟醸…など、いろいろあって区別がわかりづらいため、最高ランクの純米大吟醸に特化したことでシンプルに分かりやすくしたということです。(HPより)
HPを見てみると、たくさんの商品ブランドがありますが、すべての銘柄で「香りと旨みがあり、綺麗な日本酒」を目指して醸しているそうですよ!
それから酒造米は、比較的柔らかく、米の味が出やすい出羽燦燦を使用しています。
今回、日本酒の香りが苦手な友人のために、普段飲まないような『辛口』をセレクトしたのですが、期待でワクワクしてきました( *´艸`)
イザ、実飲!
開栓!
フルーティーな香りが、かすかに漂います。
一口目…
口に含むとアルコールのピリピリとした刺激が広がります。
これぞ辛口!といった感じ…
吟醸香はほとんど感じません。
のど越しはスッキリとしていて、後残りありません。
これぞ淡麗辛口といった感じで、単独で飲むというより、食事と合わせていただくのが良さそうです。
とっておきのイカの塩辛と合わせてみました。
スッキリとした飲み口が、イカの旨味を引き立て、そして飲み込んだ後のイカ臭さを流してくれる、最高の食中酒です。
時間とともに室温に近づいてくると、味わいに変化が…
お米のうま味がバランスよく顔を出してくれました。
蔵元の説明通り、淡麗ではなく本流とは、こういうことか(*´▽`*)ナットク!
と感心しながら、もう一合…
スイスイ飲めてしまうお酒です。

吟醸香が苦手な方にも、しっかりと日本酒の旨味を感じてもらえる美味しい日本酒でした。
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