こんにちは、酔いネコです。
1年に1回の人間ドック、受けていますか?
採血検査、レントゲン検査、心電図検査等いろいろありますが、中でも憂鬱なのが胃のバリウム検査ですよね。
今回は、胃の検査・バリウム検査についての手順と受ける際のコツをお伝えします。
バリウム検査とは
バリウム検査を受けられない例
安全上問題がある場合には、希望しても実施不可となってしまいます。多少検診施設によって差があるようですので、実施要項をよく確認し、必要に応じて前もって問い合せておいたほうが安心かと思います。
バリウム検査実施不可例
- バリウムアレルギー
- 消化管疾患:腸閉塞・炎症性腸疾患・大腸憩室炎・消化管手術後等
- 高血圧:180/110mmHg以上
- 便秘:3日以内に排便がないと不可
- 当日の喫煙:胃液が増えてバリウムが胃粘膜に付着しづらくなるため、不可のことあり
- 前日夜からの絶食が守れてないとき
ほか、治療中の病気によって不可となる場合があります。特に内服中の場合、内服薬の飲み方の指定(時間等)がある場合もあり、前もって検診施設もしくはかかりつけ医との相談が必要です。
バリウム検査のコツ
バリウム検査を受ける際、辛い試練って、以下の3つだと思います。
- 発泡剤を飲む。
- バリウムを飲む。
- ゲップを我慢する。
それぞれについての、私がおすすめするコツです。
発泡剤を飲む。
発泡剤は、施設によって薄めたバリウムで飲む場合と、消泡剤(液体)で飲む場合があります。飲み方によっては、口の中でブクブク発泡したりして、とても苦しい状況になってしまいます。
これは経験上、舌の奥の方に発泡剤を置いて、一気に飲んでしまうのが楽なようです。
要するに、発泡剤が膨らむ前に流してしまう!ということです。
バリウムを飲む。
バリウムは、ドロっとしていて、味はないし、はっきり言ってまずいです。
これは、少しずつ飲むのではなく、かえってゴクゴク飲んだほうが、飲み込みやすいです。
事前にブルガリアヨーグルト®で、飲み込む練習をしていても良いと思います。粘度的には同じくらいの感覚です。
ゲップを我慢する。
実はこれが一番難しいかもしれません。
炭酸に弱い方は、炭酸水で練習するのも良いですし、ゲップが出そうになったら若干顔を下向きにすると抑えられます。
バリウム検査を受けたあとの注意
検査が終わっても、まだ油断してはいけません。
しっかりバリウムを排出しないといけません!
検査機関で渡された下剤をしっかり飲んで、水分を多めに取ることが肝要です。
アルコールを禁止している機関もありますが、要は脱水にならないようにということらしいです。
とりあえず、排便があれば問題はないようで、一気に出来ってしまう人、排出までに数日かかる人と個人差があるようです。
排便時、便器に予めトイレットペーパーを敷いておくことをおすすめします。
バリウムは粘度が高く重たいので、一気に出た場合、水で流れにくい場合があるんです/(-_-)\
ペーパーを敷いておくと、スルッと流れますよ。
まとめ
嫌なバリウム検査ですが、少しでも楽に受けられるといいですね。
あとは、リラックスして放射線技師さんの指示に従ってくださいヽ(*´∀`)ノ
発泡剤は、できるだけ舌の奥の方に置いて、一気に飲み込む。
バリウムは、ゴクゴク飲む。(ヨーグルトでの練習も有効)
ゲップの我慢は、少し下向きで若干楽になる可能性あり。