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【今週の日本酒】オマチストなら、是非1度は味わって欲しい『雨後の月 ブラックムーン』

こんにちは、酔いネコです。

今週楽しんだ日本酒は、広島県相原酒造さんの『雨後の月 ブラックムーン』です。

完全に、ジャケ買いですヽ(*´∀`)ノ

日本酒の修行がまだまだ足りない酔いネコは、広島県のお酒といえば『酔心』しか知らなかったのですが、この『雨後の月』も、とても有名な銘柄なんです。

全国新酒鑑評会で、8年連続金賞を受賞している、実力のある酒蔵ですσ(´┰`=)

『雨後の月』という名前は、徳富蘆花の『自然と人生』から、二代目が命名したそうです。

雨上がりの空の澄んだ空気の中の月光…

ふるさとや都会のビル群、想像する風景は人それぞれだと思うんですが、それぞれの想い出深い景色の中で、優しくそして凛とした月が輝いている・・・・

『雨後の月』という一言で、ステキな景色が鮮明に浮かんできませんか?

そんなネーミングに、ワクワクしながら味わいましたo(^▽^)o

さて、開栓時の香りですが、ほのかに花の香りがしました。

飲んだ印象は・・・・

さすが赤磐雄町!上品な甘さがいい!!

香りは控えめで、後味は日本酒特有の旨味と酸味が控えめに広がり、スッキリした飲み口です。

飲みやすい、美味しいお酒です。

喉越しがとても滑らかで、舌を刺激するようなこともなく、全てが優しい~印象です。

『オマチスト』に、是非味わっていただきたい1本です。

『雨後の月』の特徴は、『超軟水で醸した日本酒』です。

日本酒造りにおける、仕込み水の硬度の影響は、

硬度が高い硬水では、酸が強めで、きりっとした濃厚な辛口の味わいになります。

代表的な地域:兵庫(灘の宮水)

硬度が低い軟水では、軽やかで甘い味わいになります。

代表的な地域:静岡、広島

ざっくり言うと、硬水が筋肉隆々のマッチョ、軟水がしなやかな細マッチョという感じでしょうか(・∀・)

参考:SAMETIMES『日本酒の味は高度で変わる?水の硬度と日本酒について』

『ブラックムーン』は、12月の限定酒なので、2月には売り切れていることが多いようです。

でも、オマチストの皆さん、安心してください。

『雨後の月 純米大吟醸』も、雄町なんですよ。そちらも、是非味わってください。

『雨後の月』は、定番酒と月によって限定酒が販売されており、使用する米も山田錦、赤磐雄町だけでなく、八反錦や千本錦そして愛山などもあります。飲み比べてみると楽しそうです。

この『雨後の月』は、ラインナップも豊富なので、『作』に続いて「全銘柄制覇してみよう!」と、野望を抱いてしまいました。

手に入り次第、レポートしていこうと考えています(・∀・)