憂あり新酒の酔に托すべく
夏目漱石の如く、作の2018年新酒を味わった酔いネコです(´∀`*)
人気銘柄の『作』、冬季限定の新酒は、なかなか手に入りません。
昨年は飲めませんでしたが、今年はなんとか手に入れましたヽ(・∀・)ノ(ほとんどの酒屋さんで完売状態です。2018年12月30日現在で在庫が確認できたのは下記だけです。)

『作』のラベルは、どの銘柄もとてもおしゃれですが、この新酒も超モダンですね…
新酒とは
一般的に、日本酒の酒造年度(BY)は、7月1日を初日とし、翌年6月30日までの1年間としています(BYは、BreweryYearの略)。この酒造年度内に造られて出荷された日本酒が「新酒」となります。『作』の蔵元、四季醸造の清水清三郎商店では、その年の秋に収穫された新米で仕込んだ「新米新酒」を新酒として、冬季限定で出荷しています。

特筆すべきは、新酒ですが純米大吟醸なんですよ。
飲んだ感じを一言で言うと、フレッシュさの代名詞Zに、より旨みと香りをプラスした感じです。
Zは全体的に軽い印象ですが、この新酒は、口に含んだ瞬間はとても軽いのですが、フルーティーなマスカットのような香りが口中にひろがり、飲み込んだ後にガツンと濃厚な旨味を感じます。でもさすが『作』、そのガツンがうわっと広がって、一揆に引いていき、後を引きません。
私は、日本酒の酸味が苦手なんですが、その酸味が程よく、全体の美味しさに貢献していると思いました。成るほどの味わいです。
これまた、スルスル飲めてしまう、美味しいお酒です。
新酒というと、ボージョレーヌーボー的に、若いお酒というイメージを抱きがちですが、『作』の新酒は、純米大吟醸ということもあってか、若々しい爽やかな味わいと完成された大吟醸の味わいが絶妙なバランスです。
『作』好きの方には、是非味わっていただきたい一本です(・∀・)
最近のお気に入りのつまみは、ササミの燻製です。1本ずつ個装されているのでお手軽ですし、なんといってもササミなんで、ヘルシーです。下っ腹の気になる方には、特にお勧めです。