こんにちは、酔いネコです。
今回ご紹介するのは、【三重県 清水清三郎商店】の『作 凝縮 concentrarion H』です。
何が衝撃かというと、作り方もそうなんですが、その味です!
アルコール濃度、実に30度!
味も香りもかなり凝縮されており、すっごくとんがった革新的なお酒ですΣ(゚д゚lll)
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雑酒に分類される、特別な製法
『作 凝縮 concentrarion H』は、『作 穂乃智』が元になっています。
『作 穂乃智』を、三菱化学の特別な膜(ゼオライト膜)で、水分を取り除き、アルコール成分・旨み成分・香り成分を濃縮して作っています。
最先端の科学の力を借りて作られた、この『作 凝縮 concentrarion H』は、まさに革新的な存在と言っていよいでしょう!
因みに、アルコール濃度が30から31度のため、酒税法上、雑酒に分類されるそうです。
考えてみると、アルコール濃度が高いお酒といえば、ウォッカなどの蒸留酒が主ですよね。日本酒では大体16度前後…
その理由を調べてみたところ、日本酒作りに欠かせない酵母は、アルコール度数20度以上で、ほとんどが死滅してしまうそうです。ですから原酒の状態では20度が限界ということになるためらしいですよ。
イザ、実飲!
木製のキャップを開けると、大好きな『作』の香りかします。ベースが『穂乃智』なので、フルーティーな香りです。
香り成分が凝縮されているということですが、さほど強くは感じませんでした。
では、早速飲んでみます。
推奨される飲み方は、グラッパ的に食後にクラッシュアイスに注いで…ということでしたが、もったいなくてそのままストレートで飲んじゃいました。
Σ(゚д゚lll)
口に含んだ瞬間、『穂乃智』の香りが口いっぱいに広がって、グワッとアルコールの強い刺激が襲ってきました!!!
喉が焼けちゃう!と思いつつ、なんとか飲み込むことができました…(涙)
あまりに刺激が強くて、味わうどころではなかったので、今度は慎重に口に含み、再チャレンジです。
\(◎o◎)/
アルコールの刺激とともに『作』の旨み、そして香りまでもが研ぎ澄まされて刺さってくる感じです!
これは、ストレートでは無理…と判断し、少量のクラッシュアイスにかけて飲む方法と、冷水で1対1で割る方法を試してみました。
結論から言うと、どちらも私好みではありませんでした…
氷や水を足すと、確かに飲みやすいのですが、『作』の特徴である「香りの良さ」や「透明感のある飲み口」が、弱まる気がしました。

まとめ
『作 凝縮 concentrarion H』は、アルコール濃度だけでなく、味も突き抜けた革新的なお酒でした。
まだまだ未熟者の私には、太刀打ちできない存在でしたが、『作』ファンならやはり一度はチャレンジして欲しいお酒です。市場ではあまり出回っていないので、見かけたときには即買いをお勧めしますヽ(・∀・)ノ
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※記事を書いた時点では、↑楽天市場の【辨のや】さんのみ、取り扱いがありました。